管理者のaozoraです。
副業時代になり、投資をはじめた方、いよいよ確定申告の時期がやってきましたので少し触れておきます。
サラリーマンは年間20万円以上、主婦や学生など無職の人は年間38万円以上の利益がなければ、確定申告は不要です。
確定申告をおこなうと市区町村役場に伝わり、住民税に変動があり、会社の経理で気付かれることも、、、
対策として「普通徴収」を選択し、自身で納付する方法があります。
◆国内業者の場合、一律「20.315％」が税金としてかかる（総合課税ではなく、申告分離課税）
例えば、
取引で60万円稼ぎ、経費に10万円かかった場合の税金
（60万円-10万円）×20.315％＝115,750円
◆海外業者の場合、金額に応じて総合課税（雑所得）としてかかる
国内とは異なり、最低5％～最大45％が税金となる
例えば、
取引で60万円稼ぎ、経費に10万円かかった場合の税金
（60万円-10万円）×5％＝250,000円
※195万円以下は５％
◆国内と海外業者の違い
国内業者の場合、1年間を通して利益がマイナスの場合でも申告をした方がお得です、
損失は3年間繰り越しができるので、税金の課税対象額が減らせます。
例えば、
１年目-50万、２年目+60万→差額の+10万円が所得とみなされ、2年目に40万円ほど得する
１年目-50万、２年目+20万→差額が-30万のため税金の対象にはならない
海外業者の場合、損しても「損失の3年繰越」と「損益通算」が使えないので、税金面で不利。
◆国内と海外、税金面で有利なのは？
国内の方が、「損失の3年繰越」と「損益通算」が認められている点で明らかに有利にみえます、しかし、課税方式の違いにより税率の差が出るので一概には言えません。
なぜなら、
税率20％が境界線になります。
つまり、課税される所得金額が695万円以下であれば国内の方が税金は安い、逆に695万円を超える場合は海外の方が税金は安い。
何かと難しい税金の話、放っておきたいところですが、利益が出ているにも関わらず申告しないと「脱税」です。
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